初めてのペット連れ旅行を失敗しないための注意点と持ち物リストをご紹介します!
初めてのペットとの旅行は楽しみだけど、「何を準備すればいいの?」「何かと心配…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。愛犬との思い出作りを120%楽しむために、事前に知っておきたい注意点や持ち物などを分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたのペットとの旅行がスムーズかつ安全に、そして何より楽しくなること間違いなしです!
ペット連れ旅行を準備する時の注意点

愛犬との初めての旅行、楽しみですよね!でも「何を準備すればいいの?」「トラブルが心配…」という声をよく聞きます。実は、ペット連れ旅行を成功させるカギは「事前準備」にあります。まずは、愛犬との思い出作りを120%楽しむための準備のコツをご紹介します。
ワクチン接種や健康状態の確認は必須!
ペット連れ旅行で最優先すべきは出発前の健康チェックです。
予防接種
まずは予防接種の確認から。犬の予防接種の種類は大きく分けて「狂犬病」と「混合ワクチン」の2種類に分けられます。宿泊先によっては予防接種済みであることが利用の条件になっていることもあるので事前にしっかり確認しましょう。
獣医師による健康診断
出発2週間前までにはかかりつけの獣医師による健康診断を受けましょう。肺や心臓などの健康状態を確認してもらったり、旅行中のアドバイスをもらうことができます。
ノミ・ダニ予防
自然豊かな場所に出かける場合、ノミやダニに感染するリスクがあります。アウトドアでない場合でも、外出する可能性があるなら予防をしておくと安心です。
健康状態のチェック
また、旅行前は食欲や排せつ、元気があるかなど健康状態をチェックしましょう。
旅行に出発する1週間前から、愛犬の食事量や運動量を普段通りに保ってストレスを減らしてあげるとよいです!
慣れない環境での生活は愛犬にとって大きなストレスです。体調が万全な状態で出発できるよう、しっかり準備してあげましょう!
ペット同伴可能な宿の選び方と注意点
ペット同伴可能な宿といっても、サービス内容は宿によって大きく異なります。
- 移動時間が2時間以内
- ペット料金の詳細(匹数制限、サイズ制限)
- 館内のペットOKエリアとNGエリア
- 食事会場でのペット同伴可否
- アメニティの有無(ペットシーツ、食器、犬専用の食事メニューなど)
- 近隣の散歩コースやドッグラン情報
- 最寄りの動物病院情報
特に重要なのは「ペットと過ごせる時間」です。外出時に愛犬を部屋に残せるか、食事時の対応はどうするかなど、具体的なイメージを持って選びましょう♪
ペット連れ旅行では、宿によってルールが決められていることも多いです。例えば、館内ではクレートに入れなければならない、ベッドやソファに登ってはいけないなど。こういったルールを守れるか、予約前にしっかり考えましょう。

忘れ物注意!快適なペット連れ旅行のための持ち物リスト
持ち物は「必須アイテム」と「便利グッズ」に分けてご紹介します!
まずは必須アイテムからご紹介。
〈健康・安全管理〉
- ワクチン接種証明書
- かかりつけ医の連絡先
- 常備薬(持病がある場合)
- 迷子札(普段使用のものに加え、滞在先の連絡先入り)
- 首輪・ハーネス、リード
〈食事関連〉
- 普段の食事(滞在日数+1日分)
- お気に入りのおやつ
- 食器、水飲み
- 携帯用水筒
〈衛生用品〉
- 普段使用している排泄処理用品一式
- ウェットティッシュ(足拭き用、お尻拭き用)
- タオル(大小各2枚以上)
- シャンプー、ブラシ
次は便利グッズをご紹介。
- ケージまたはサークル
- お気に入りのベッド
- 慣れたブランケット
- おもちゃ(2〜3個)
- 犬用の服(寒さ対策や汚れ対策)
- マナーベルト
- 防災用品(簡易な応急セット)
- レインコート
特に「食事」と「寝具」は、愛犬が安心して過ごすために重要です。見知らぬ場所でも普段と同じものがあることで、ストレスを軽減できます。
ペット連れなら移動手段は車がおすすめ!

初めてのペット連れ旅行なら、人目を気にせず、休憩時間や場所を自由に選べる車での移動が最適です!ここでは、安全で快適な移動のコツをご紹介します。
車で移動する時の注意点
車で愛犬と一緒に出かける際は、安全面への配慮が最も重要です。
具体的な注意点を見ていきましょう。
【愛犬を車に乗せる時の基本ルール 】
- 必ずペット用シートベルトかクレートを使用する
- 助手席は避け、後部座席に乗せる
- 急ブレーキに備え、しっかり固定する
- エアバッグから離れた位置に配置する
【車酔い対策のポイント】
- 出発2時間前からの食事制限
- こまめな換気と適度な温度管理(25度前後)
- 走行中は急な加速や減速を避ける
- 慣れないうちは短距離から練習する
【休憩のタイミングと注意点】
- 2時間に1回は必ず休憩を取る
- PAやSAのドッグランを活用する
- 水分補給と排泄を促す
- リードを付けてから車のドアを開ける
- 短時間でも車内に犬だけを残さない
特に車に慣れていないペットは事前に練習して慣れさせておくことが重要です。移動中は愛犬の様子に気を配り、快適な環境を整えてあげましょう。
電車で移動する時の注意点
もし電車を利用する場合は、事前の準備と周囲への配慮が大切です。
多くの鉄道会社では、ペットをキャリーバッグやクレートに入れて持ち込むことが義務付けられています。
鉄道会社によってペット乗車のルールは異なるので、事前に確認しておきましょう!特にチェックする項目は主に次の4つです。
【鉄道会社ごとのルール】
- 利用可能な犬のサイズ制限を確認
- 料金体系の確認(大きさによって異なる)
- 予約が必要かどうかの確認
- 乗車可能な車両や座席の位置の確認
例えばJR東日本では、犬の体重とキャリーバッグを合わせて10kg以内、キャリーバッグのサイズはタテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内と決められています
また、ペットにとって電車で移動することは大きなストレスになる可能性があります。旅行当日までに次のトレーニングで慣れさせておきましょう!
【電車移動の事前トレーニング3STEP】
- キャリーバッグに入ることに慣れる
- キャリーバッグに入れた状態で動かしてみる
- 短時間の乗車をして練習してみる
その他にも、他の乗客の迷惑とならないように、トイレや無駄吠えのしつけをしておくことも重要です。

愛犬同伴の宿泊先での過ごし方

愛犬同伴の宿泊先での過ごし方にもいくつか注意点があります。シーン別に解説しますので、宿や他の宿泊客に迷惑をかけず、最高の思い出を作ってくださいね!
宿泊先に到着した時の注意点
まずは愛犬を新しい環境に慣れさせることが大切です。宿泊先に着いたら、まずは少し周辺を歩いて慣れさせましょう。長時間の移動はペットにとって大きなストレスになります。のびのびと歩かせてストレスを解消させてあげましょう!
建物に入る時には愛犬の足を拭いて汚れを落とすことも大事です。宿によっては専用の足洗い場が設置されていることもあります。ペット同伴可能な宿でも、土足厳禁のマナーを守りましょう。
客室で過ごす時の注意点
一部の許可されている宿を除いて、愛犬を人が使うベッドやソファに乗せてはいけません。部屋に付いたら専用のケージやクレートを用意してあげましょう。普段使っている寝具を持参することで、愛犬が安心して過ごすことができます。
また、泊まる宿の床がフローリングや畳だと、ペットの爪で傷が付いてしまいます。旅行前に爪を切っておくのがおすすめです。
食事に同伴する時の注意点
レストランでの食事にペットが同伴する場合には、愛犬が飛びついたり、周囲をうろうろしたりしないように、足元にじっとさせておくことが重要です。
その他公共の場での注意点
廊下やエレベーターなど他のペットや宿泊客がいる場所では、トラブル防止のためペットから目を離してはいけません。リードは1m以内で短めに持ち、犬が走ったり飛び跳ねたりできないよう気を付けましょう。また、廊下などで他の人とすれ違う時は犬を壁側にするのがよいです。
初めての場所に行くとトイレを失敗してしまうペットは多い!不安があるならマナーベルトを付けるのがおすすめ!
ペット連れ旅行のトラブル対策

ワンちゃんと一緒に始めていく旅行!楽しみだけど、もし旅先で体調を崩したり、迷子になったりしたらどうしよう…
心配ごとは多いよね。でも大丈夫!事前の準備をしっかりすれば、ワンちゃんとの旅行を安心して楽しめるよ!
愛犬が体調を崩した場合
旅行先で愛犬の様子がいつもと違う…。そんな時は、すぐに行動できるよう準備をしておきましょう。
慣れない場所での生活は、愛犬にとって意外と大変なものです。環境が変わることで、体調を崩しやすくなります。
体調の変化は、次のようなサインで気づけます。
- 食欲がない、水をたくさん飲む
- 元気がなくなる、よく寝ている
- お腹の調子が悪い
- いつもより息が荒い
- 歩き方がおかしい
この中でも特に注意が必要なのが、何度も吐く、血の混じった下痢、ぐったりして動かないなどの症状です。こんな時は迷わないですぐに獣医師に相談しましょう!
迷子になった場合
知らない場所で愛犬が迷子になったら?考えるだけでも怖いですよね。でも、準備をしっかりすれば防げます!
まず大切なのが、首輪の名札です。普段の名札に加えて、旅行用の名札も用意しましょう。旅行用の名札には、泊まるホテルの電話番号も書いておくと安心です!
その他のよくあるトラブルと対処法
夏のペット連れ旅行で特に気をつけたいのが熱中症です。人より早く暑さを感じる犬は、熱中症になりやすいのです。散歩は朝と夕方の涼しい時間がおすすめです。また、お散歩の途中で水分補給をお忘れなく!
ホテルの部屋でよくあるトラブルが、物を噛んでしまうことです。これは運動不足やストレスが原因です。お部屋に入る前に十分な運動をさせましょう。また、いつも使っているケージを持って行くと、愛犬も安心できます。
- 道路での飛び出し
- 段差での転倒
- 他の犬とのケンカ
- 虫さされ
- 肉球のケガ

ペット連れ旅行に向かない犬とは?

ペット連れ旅行を計画する時に、少し立ち止まって考えてみましょう。愛犬にとって、旅行は本当に楽しい経験になるでしょうか?中には、旅行が大きなストレスになってしまう犬もいます。
まず、愛犬の性格をよく観察してください。普段の散歩で、見知らぬ人や他の犬を見ると吠えてしまう子は、旅行中に不安やストレスを感じやすいかもしれません。また、車に乗るとずっと震えている、新しい場所に行くと落ち着かない、といった様子が見られる場合も要注意です。
【特に気をつけたい犬の特徴】
- 他の犬や人を見ると必ず吠える
- 知らない場所に行くと落ち着かない
- 車に強い苦手意識がある
- 音や物音に敏感に反応する
- 留守番が苦手
持病のある愛犬の場合は、獣医師に相談することをおすすめします。心臓病や呼吸器の病気がある子は、環境の変化で症状が悪化する可能性があります。また、高齢の愛犬も、長時間の移動や環境の変化に弱いことがあります。しつけがまだ不十分な幼犬もおすすめできません。
でも、これは「絶対に旅行できない」というわけではありません。愛犬の特徴を理解した上で、無理のない計画を立てることが大切です。例えば、まずは日帰り旅行から始めてみるのはどうでしょうか。近場への小旅行で、愛犬の様子を見ながら、少しずつ挑戦していくことをおすすめします。
- 社会化不足
- 神経質だったり攻撃的な犬
- 持病のある犬
- 高齢の犬
- 幼犬
まとめ

- ペット連れ旅行は準備が大事です!ワクチン接種や健康チェックは必須
- 宿泊先は慎重に!ペット同伴可でも、ルールやサービスは様々
- 持ち物は忘れずに!必須アイテムと便利グッズをリストアップしておきましょう
- ペット連れ旅行の移動手段は車がおすすめ
- 電車での移動はルール確認が大切
- 宿泊先での過ごし方も工夫を!新しい環境に慣れさせることが大切
- 迷子や体調不良などのトラブルに備えて、事前に準備しておきましょう
- 旅行に向かない犬もいるので、愛犬の性格や体調も考慮してあげるのも大事
- 初めての旅行ならまずは近場への日帰り旅行で練習するのがおすすめ
- 大切なのは、愛犬との楽しい時間! 安全に、そして思い出に残る旅行にしましょう
いかがでしたか?
ペット連れ旅行の注意点と持ち物についてご紹介しました!
ペットとの旅行は事前準備がとても大切です!この記事を参考に楽しい思い出を作ってくださいね!