世代間旅行に最適！子供から高齢者まで家族みんなで楽しむ国内リゾートをご紹介します！
世代間旅行をとおして「家族の絆を深めたい」「高齢の両親に親孝行をしたい」と考えている人は必見です！
小さい子供と高齢の両親を連れて三世代で旅行に行くとなると、全員に満足してもらうためにはどのように計画を立てればよいか悩みますよね。
世代ごとに旅行の目的や興味は異なる傾向にあり、全員が満足できる旅行プランを立てるのはなかなか難しいです。
でも、せっかく三世代で家族旅行に行くなら、一生の宝物になる特別な思い出を作りたいところ。
この記事では小さい子供から高齢者まで全世代が楽しめる国内リゾート地を厳選しました。
家族全員が楽しめる過ごし方もまとめたのでぜひ最後まで読んでみてくださいね！
世代間旅行で家族全員が楽しむのは難しい!?理由と解決策
幅広い世代が一緒に満足する旅行をするのが難しい理由は次の3つです。
1つ目の「体力のちがい」は言葉のとおりです。一日中走り回る子どもと高齢者とでは体力が全然違いますよね。
予定を詰めすぎると体調を崩すことにもなるので、一カ所をゆったりと回るような余裕を持ったプランニングを心掛けましょう。
計画を練るときは体力の最も少ない人に合わせるのがおすすめですよ。
2つ目の「興味のちがい」というのは、世代ごとに旅行の目的や興味が違うということです。
小さい子供は自然体験やテーマパーク、動物園などのアクティビティが好きですよね。
一方、高齢者は歴史や文化に触れられる観光地を好む人が多い印象です。お寺や神社、お城などを目的地の一つに入れてもいいですね。
全員が楽しめるよう、滞在中は様々なアクティビティーを用意して、ときには別行動も取り入れたら良いでしょう。
下記で詳しく世代別の楽しみ方をご紹介していますので最後まで読んでみてくださいね。
3つ目の「食事のちがい」は世代によって食の好みや食べられるものがちがうということです。
例えば、お子様メニューが好きな子供、辛い物が好きな大人、優しい味付けを好む高齢者など。
このような場合は、例えば和洋中のビュッフェスタイルがおすすめです。
必要に応じて離乳食や軟食メニューの用意、アレルギー対応についても調べておきましょう。
また、大人数の旅行の場合、人が多い場所観光地ではすぐにレストランに入れないことも。
予定を練る時は、ご飯を食べる場所をあらかじめ予約しておくと安心ですよ。
世代ごとに興味はちがう!子供や高齢者が楽しめる過ごし方
世代ごとに旅行の目的や興味は異なります。みんなが楽しめるように、おすすめの過ごし方を参考にしてみてください！
子供が楽しめる過ごし方
子供に楽しんでもらうためには自然体験や工作、動物とのふれあい体験などの体験プログラムがおすすめです！
もしくは、テーマパークや動物園、水族館など子供の興味のあるところをプランに組み込んであげましょう。
高齢者が楽しめる過ごし方
高齢者は温泉が好きな人が多く、宿泊先は家族みんなでゆったりと体を癒せる温泉宿が断然おすすめです。
子供と孫と三世代で温泉に入り、最高に幸せな時間を過ごしましょう♪
温泉には、免疫力をあげたり筋肉の緊張をほぐしたりしてくれる温熱効果がありますし、さらに泉質によって異なる効果・効能があります。
具体的には、冷え性、肩こりや腰痛、糖尿病、関節リウマチなどが一般的です。
高齢の両親の場合、自身の身体の不調に効くものがあると喜んでもらえそうです。
また、日中の過ごし方に関して、高齢者は文化や歴史に触れたい人が多いです。
美しい庭園を散策したり、歴史ある神社を参拝したりするプランを取り入れてみてもいいですよね。
観光地を決める時はどんなところに行きたいのかを事前に下調べをして提案する形をとるとスムーズに会話が進みますよ。
例えば「○○寺や○○美術館はどう？」「近くに○○と○○があるけどどっちに行きたい？」など全てを決めるのではなく、三世代の意見を取り入れ予定を立てましょう。
高齢の両親の故郷や思い出の場所に行くのもおすすめ！
世代を超えて楽しめる過ごし方
旅行先で幅広い世代がみんなで楽しむ方法としては次のようなものがあります。
旅行先にこのようなスポットがあればぜひ行ってみましょう。
世代間旅行は普段別々に暮らしている家族が数日一緒に過ごせる貴重な時間です。
たくさんコミュニケーションをとって家族の絆を深めるいい機会になりますね！
また、高齢者と小さい子供、中間世代では就寝時間や起床時間が異なることもあると思います。
宿泊施設で気を付けておきたいこととして、宿泊する部屋はコミュニケーションとプライバシーを大事にできる部屋にしましょう。
疲れを翌日に持ち越さないためにも、お互いの生活リズムを尊重できるような間取りを選択しましょう。
具体的には、複数ある広めの客室がおすすめです。
コミュニケーションとプライバシーを大事にして快適な旅行にしましょう！
家族みんなで楽しむ!世代間旅行におすすめの国内リゾート
箱根（神奈川県）
箱根は、東京から1時間半で行けるほど都心からのアクセスが良く、日帰り旅行や週末に気軽に行けるリゾート地として人気のスポット！
バリアフリー対応の温泉宿が多くあり、身体の不自由な人でも安心して宿泊できます。
箱根には箱根神社や九頭龍神社、箱根ガラスの森美術館など文化と歴史を学べる観光スポットがいくつかあり、大人が楽しめる旅行先です。
一方、子供におすすめできる観光スポットもあり、そのひとつが箱根海賊船です。
これは芦ノ湖をゆったりとクルーズできる遊覧船で、湖上から箱根の景色を楽しむことができます。
また、本物の海賊船そっくりの船には3Dアートや海賊の人形などがあり、楽しめること間違いなしです！
他にも箱根ロープウェイの空中散歩もおすすめです。
地上から約130ｍの高さを超える場所もあり、迫力ある景色を楽しめます。
晴れた日には富士山を望むこともできますよ！
箱根で宿泊するなら湯本富士屋ホテルがおすすめ
湯本富士屋ホテルは世代間旅行に最適の温泉宿です。
まず、アクセスが抜群で箱根湯本駅から徒歩わずか3分で行くことができます。
身体の不自由な方も快適に過ごせるようバリアフリールームも用意されています。
ベビーガードや補助便座などの貸し出しも行っていて、小さい子供がいても安心です。
館内にはカラオケルームや卓球台があり、家族三世代で楽しく過ごすことができます。
伊豆半島（静岡県）
静岡県の伊豆半島は、海と山の自然を両方楽しめる観光地です。
都心からは約2時間30分で到着できます。
温泉はもちろん、動物園や植物園、アミューズメントパーク、美術館などさまざまな楽しみ方ができる点も魅力です。
温泉に関しては、伊豆半島にいくつもある温泉地の中で、特に修善寺温泉や熱海温泉が人気です。
中でも修善寺温泉は平安時代から続く歴史ある温泉地で、竹林の小径や夫婦橋などゆったりと散策できる場所もあります。
一方、小さい子供が楽しめるスポットのひとつが伊豆シャボテン動物公園です。
ここは世界各国のサボテンや多肉植物があり、140種類の動物が飼育されている公園です。
放し飼いの動物と出会えたり、動物と触れ合ったりできます。
さらに、伊東マリンタウンも世代間旅行におすすめの観光地です。
道の駅ですが、海の幸を存分に楽しめるレストランや、遊覧船、足湯、海の遊歩道まであり、子どもから大人まで長時間楽しむことができます。天然温泉で疲れを癒すこともできますよ。
富士五湖（山梨県）
富士五湖（ふじごこ）は、富士山麓に位置する5つの湖（河口湖、西湖、精進湖、本栖湖、山中湖）のことで、美しい自然とさまざまなアクティビティが楽しめます！
特に河口湖周辺は、高齢者におすすめの観光地です。都心から1時間30分で行くことができるので身体への負担を少なく移動できます。
さらに、散策コースや温泉が整備されており、ゆったりと過ごすことができます。
富士山パノラマロープウェイでの空中散歩は子供も大人も楽しめることでしょう。
河口湖駅から車で10分で富士急ハイランドに行くこともできます。
「トーマスランド」や「リサとガスパールタウン」では、子供が好きなキャラクターと一緒に遊ぶことができて、親子で楽しむことができますよ。
河口湖周辺で宿泊するなら富士レークホテルがおすすめ
富士レークホテルは河口湖畔にある伝統あるホテルです。
バリアフリーやユニバーサルデザインに力を入れていて、誰もが過ごしやすい居心地の良いお部屋となっています。
お部屋によっては富士山を望むことができますよ！
富士山が育んだ天然温泉でゆったり疲れを癒しましょう♪
那須高原（栃木県）
那須高原は標高約800mに位置する高原リゾートです。自然の豊かさと多様な観光スポットが魅力で、避暑地としても人気です。
都心から約3時間で行くことができます。
那須高原は温泉地としても有名で、特に那須湯本温泉は硫黄泉が特徴の歴史ある温泉です。
硫黄泉は糖尿病、高血圧、動脈硬化、皮膚病などに効果がありますよ。
特に1300年の歴史がある鹿の湯は硫黄泉で有名な日帰り温泉で、かぶり湯をしたり、好きな温度のお湯に入ったりする独特の入浴法があります。
子供が楽しめるアクティビティとしては那須どうぶつ王国があります。
150種類の動物たちが暮らしている動物園で餌やり体験などを通して触れ合うこともできます。
他にも那須高原には牧場の見学や乗馬体験、ハイキングなどさまざまな楽しみ方があります。
軽井沢（長野県）
軽井沢は長野県の高原リゾート地です。標高900m～1,000mの場所にあり、豊かな自然と夏でも涼しい気候から避暑地として人気の観光地です。
都心から約3時間で行くことができます。
過ごしやすい気候は体調を崩しやすい高齢者にとっては特に魅力的な点ですよね。
降水量が少なく、晴れた日が多いのもおすすめポイントです。
大人向けの観光地としておすすめなのが白糸の滝と雲場池です。
白糸の滝は無数の糸のような美しい滝を眺めながらリフレッシュできます。
雲場池では水面に映る景色を楽しみながら遊歩道を散策することができます。
ちなみに雲場池の遊歩道は約15～20分で回れるコースなので高齢者でも疲れすぎることなく観光できますよ。
雲場池は紅葉シーズンがおすすめ！
軽井沢で世代間旅行におすすめの観光地は軽井沢タリアセンです。
ここは湖の周りに美術館やアクティビティ施設、レストランなどがあり、さまざまな楽しみ方ができるレジャー施設です。
湖でボートに乗ることができたり、初心者でもできるファミリーゴルフ、ゴーカート、ペダルをこいで林を進むサイクルモノレールなど楽しめるアクティビティが充実しています。
軽井沢駅からはタクシーで約10分ほどです。
また、タリアセンの近くある軽井沢絵本の森美術館もおすすめです。
ログハウスのような館内では、貴重な原画や初版本を見て回ることができます。
さらに、館内には自由に絵本を手に取って読むことができる絵本図書館もあるので子供も飽きずに楽しむことができますよ。
白浜（和歌山県）
和歌山県の白浜は、南紀白浜として知られるリゾート地で、美しい海岸線や温泉、豊かな自然が魅力です。
特に白良浜は、その真っ白な砂浜と青い海が特徴で、ハワイのワイキキビーチと友好姉妹浜提携を結んでいるほどの美しさ！
高齢者におすすめの観光スポットが三段壁洞窟です。
ここは壮大な岩壁と美しい海の景色を楽しめるスポットで、車椅子でも見学できるようにバリアフリー化されています。
エレベーターでラクラク洞窟内にアクセスできるのは高齢者にはうれしいポイントですね。
また、白浜に来たらやっぱり訪れてほしいのはアドベンチャーワールドです。
動物園、遊園地、マリンワールドが一体となった総合レジャー施設で、ジャイアントパンダをはじめとする多くの動物たちと触れ合うことができます。
淡路島（兵庫県）
淡路島は、瀬戸内海に位置する日本で最も大きな島で、豊かな自然と歴史的背景を持つ観光地です。
温暖な気候で、特にタマネギの生産地として有名です。タマネギのおせんべいが売っていて、とてもおいしいですよ！
大迫力のうずしおを目の前で見るうずしおクルーズは淡路島ならではの楽しみ方です。
あわじ花さじきは四季折々の美しい花畑をみられる公園で、花の島とよばれる淡路島にふさわしい名所です。
また、淡路ファームパーク イングランドの丘では、コアラなどの動物と触れ合えるほか、野菜の収穫体験も楽しめます。
指宿（鹿児島県）
鹿児島県の南端にある指宿（いぶすき）は暖かく、豊かな自然が美しい観光地です。
指宿には温泉やリラクゼーションスポットがたくさんあり、高齢者におすすめです。
特に温泉の熱で温められた砂に埋まって入浴する「天然砂むし温泉」は世界的に珍しく、通常の温泉の3～4倍の効果があるとされ、観光客に人気があります。
子供向けの観光地としては長崎鼻パーキングガーデンがおすすめです。
ここはハイビスカスやプルメリアなど1,000種類以上の熱帯植物が育てられている南国のジャングルのようなスポットです。
キツネザルやコンゴウインコなど90種類以上の動物を基本的に放し飼いにしていて、自然体の動物たちを観察できますよ。
阿蘇（熊本県）
熊本県の阿蘇は世界最大級のカルデラがある地域として有名です。
大きな特徴は、阿蘇五岳や広大な草原の美しい景観です。
オオルリシジミをはじめとする阿蘇ならではの珍しい動植物もあり、世界ジオパーク・世界農業遺産に認定されています。
阿蘇の絶景スポットといえば阿蘇五岳を一望できる大観峰！
ただ、駐車場から展望台までは少し歩くので身体の不自由な人は車椅子を用意したほうがいいかもしれません。
駐車場近くの売店でご当地グルメのソフトクリームを食べながらまったり過ごしても気持ちよいですよ。
草千里ヶ浜では、草原で放牧されている馬の姿を見ることができます。
他にも、2000年以上の歴史を持つ阿蘇神社に訪れて歴史と文化に触れるのもおすすめです。
阿蘇カドリー・ドミニオンは、100種類以上の動物が飼育されているテーマパークで、ふれあい体験や動物エンターテイメントショーを楽しむことができます。
小さい子供から大人まで満足できますよ。
阿蘇カドリー・ドミニオンではクマの赤ちゃんとのふれあい体験があるよ！
まとめ
- 世代間旅行は家族の絆を深め、親孝行にもおすすめ
- 三世代が一緒に旅行するためには「体力」「興味」「食事」のちがいに注意する必要がある
- プランを立てるときは最も体力が少ない人に合わせて、余裕を持ったスケジュールにすることが大事
- 子供が喜ぶ自然体験やテーマパーク、動物園などを計画に組み込む
- 高齢者は歴史や文化に触れられる観光地を好む人が多いが、事前にどこに行きたいかヒアリングして決めるようにする
- 食の好みや食べられるものは世代により異なるのでビュッフェなどみんなが楽しめる食事を選ぶ
- 宿泊先は疲れを癒せる温泉がおすすめ
- 季節の祭りや花火大会、星空観察、体験教室などはどの世代でも楽しめる
- 宿泊する部屋はコミュニケーションとプライバシーを大事にできる部屋に
注意する点をしっかり押さえておけば、家族みんなが楽しむ世代間旅行は可能だとわかったと思います。
子供や高齢者、それぞれの立場になってみんなが楽しめる旅行を計画してくださいね！
素敵な旅行で家族の絆を深め、一生の思い出を作りましょう！
