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車椅子で行けるバリアフリー温泉宿5選!選び方やプラン作りのコツも

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車椅子でも安心!バリアフリー対応の温泉宿を5つご紹介します。

体が不自由でも楽しめる車椅子対応の温泉旅行プランや、バリアフリールームがある温泉宿の探し方もお伝えします。

「車椅子の家族と温泉旅行に行きたいなぁ」と思っても何に配慮したら良いのかわからないなんて人もいるのではないでしょうか。

身体障害者のことをよく知らずに旅館を選ぶと、段差が多く移動が難しかったりせっかくの温泉宿で温泉を利用できなかったなんてことも。

車椅子でも行ける温泉旅行プランは難しいと思っている人こそ、この記事をしっかり読んで車椅子の人も周りの人も楽しめる温泉宿を選びましょう!

車椅子の人と一緒に温泉旅行に行きたいけど何からすればいいかわからない人、足の悪い家族に旅行をプレゼントしたいなんて人にも参考になる記事となっています♪

車椅子に対応したバリアフリー温泉宿の選び方

車椅子でも安心して利用できるバリアフリーに対応した温泉宿の選び方をご紹介します。

バリアフリー対応の宿をの調べ方はインターネットがおすすめで手順もそんなに難しくありません。

インターネット初心者でも簡単に全国のバリアフリーに対応した温泉旅館を調べることができるので、1度試してみてくださいね♪

おすすめのサイトや確認方法を詳しく説明しているので要チェックです。

1、車椅子で行動するために必要な事項を確認する

車椅子対応の宿を探す前に、まずは確認すべき項目を洗い出しましょう!

車椅子の人が移動したり入浴したりするのには、事前の確認が必要不可欠です。

短距離なら杖で歩行できるのか、下半身麻痺で全く足を動かせないのかなどどのくらい足が不自由なのかによって確認すべき事項も変わってきます。

確認漏れがあると作業に時間がかかるので、確認事項をリストにして漏れがないようにするのがおすすめですよ。

必ず車椅子利用者本人と話し合いながら決めましょう!
本人にしかわからない不便やこだわりがあるかも。

車椅子で温泉旅行に行くための確認事項の例
  • エレベーターやスロープの有無や位置
  • 館内を車椅子で移動することができるか・段差はどこにあるか
  • 客室や温泉はどこまで車椅子で移動できるのか
  • トイレやベッドへの移動は車椅子で行ける幅が確保されているか
  • シャワーチェアや取り付け手すりなどの貸出があるか
  • 温泉の湯船は本人がまたげる高さなのか
  • 現地で入浴ヘルパーの手配は可能か

旅館内を移動するうえで段差や廊下などの幅は、車椅子利用者が一番気になる点と言えます。

温泉宿についてからの移動の動線や、部屋での移動範囲を考えてみると確認すべきことが整理しやすくなります。

せっかく温泉宿に来たのに段差や設備の問題で温泉に入ることができなかった、なんてことは絶対に避けたいですよね。

そのためにも、入浴時の貸出品や手すりの有無・洗い場と温泉との段差についてなど細かく確認しておきましょう。

家族間での介助が難しい場合は、入浴ヘルパーの手配ができる宿を探すのも一つの手です。

2、インターネットでバリアフリー対応の温泉宿を探す

バリアフリー対応の温泉宿を探すには、インターネットの利用がわかりやすくておすすめですよ。

インターネットで探すメリットは、場所やこだわりポイントなどを絞って検索できることです。

また、インターネットで車椅子対応の温泉宿を探すときは一緒に口コミを確認してみるのもおすすめです。

車椅子で行けるバリアフリーの温泉宿が検索できるサイトをいくつかご紹介します。

口コミを見ることで「思っていた温泉宿と違った」「実際に行ってみると利用しにくかった」などの後悔を防ぐことができます。

①HIS:旅プロ

旅プロは旅行会社のHISが運営するサイトで、旅行会社のプランを一括で検索できます。

バリアフリーに対応した温泉宿に絞って検索することもでき、プラン数も充実しているため自分の希望に沿った宿を見つけやすいという利点があります。

旅プロに登録されているのは、独自の審査基準をクリアした旅行会社だけなので信頼できるサイトと言えますよ。

旅プロでバリアフリー対応の宿を探す手順
  • 「旅プロ」と検索してサイトトップに行く
  • 「キーワードから探す」の欄に「バリアフリー」と入力
  • 検索窓の下の「その他」にチェックを入れて検索
  • 「検索条件を変更する」をクリックして希望条件を入れる
  • 検索を押すと自分の希望に沿った宿泊先候補が表示される

②楽天トラベル:人にやさしい宿

楽天トラベルが運営する、人にやさしい宿特集では、全国のバリアフリー対応の温泉宿を探すことができます。

検索するときに「車椅子可」「バリアフリールーム」など条件指定して調べることができるため、より細かく絞って宿を探すことができますよ。

また、楽天会員であればクーポンを使用して安く宿を予約できたり、同時にポイントを貯めたりすることができるためお得に利用できるのも嬉しいですね。

③全国バリアフリー旅行情報センター

全国バリアフリー情報センターは、心身に障害を抱えている人も安心して旅行をすることができるよう、ユニバーサルツーリズムを目指しているサイトです。

サイト内では、各県ごとにバリアフリー対応の温泉宿を一覧で紹介してあるので比較しやすいのがメリット。

各ホテルの情報欄には、バリアフリールームや貸切風呂の有無など細かく掲載されています。

車椅子対応の旅館探しに行き詰まった人や、他のサイトで知りたい情報が見つけられなかった人におすすめのサイトです。

④ゆこゆこ

全国の温泉宿を検索できるサイトで、電話でナビゲーターに相談しながら予約できるのが特徴です。

自分で探してみたけど思うような宿が見つけられない人やインターネットより電話はの人におすすめのサイトです。

ナビゲーターの対応時間も8:50〜21:00と利用しやすい時間なのもありがたい点です。

3、見つからない情報は直接旅館に問い合わせる

気になる温泉宿をいくつかに絞って、知りたい情報を調べてもインターネットでは見つからないときもあります。

例えば、家族風呂の湯船と洗い場の段差の具合などはなかなか自力で知り得ることは難しいですよね。

そんなときは、直接問い合わせてみるのが安心ですよ♪

車椅子利用者の運動機能の具合を伝えると、なお詳しい情報を聞きやすいですし旅館側もどのような情報を伝えるべきかわかりやすいです。

その時に「過去に車椅子利用者が宿泊したことがあるか」「そのときにどのような対応をしたのか」を確認してみるとよいです。

実際に宿を予約するのは、不安な点が解消されてからのほうがよいでしょう。

車椅子で行ける温泉宿5選!家族風呂でゆっくりしよう

車椅子で行ける温泉宿を5つご紹介します。

大浴場も魅力的ですが、ゆったりできる家族風呂のある宿が特におすすめです。

今回は車椅子利用者でも安心して利用できる、貸し切り家族風呂がある温泉宿を5つご紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

家族風呂なら車椅子でも安心して利用できて人目を気にせず利用できます♪

1、富士レークホテル【山梨県】

河口湖畔に佇む伝統のあるホテルで、ユニバーサルデザインが施されている温泉宿です。

お部屋から富士山がみえるお部屋があり、河口湖温泉の引き湯のお風呂を堪能できます。

ユニバーサルツーリズムに力を入れているホテルで、車椅子の人やそのご家族まで楽しめるような配慮が細かいところまでされている温泉宿です。

  • 富士山が見えるバリアフリールームがある
  • 公式サイトにベッド幅などの詳しいサイズが書いてある
  • 入浴介助リフトが設置された家族風呂がある
  • 風呂場のトイレもバリアフリー対応
  • リクライニングベッド設置で安心
  • トイレやスロープなど館内はバリアフリー対応
  • 事前予約でシャワーチェアなどの貸出をしてくれる
  • きざみ色やミキサー色などの食事への対応可

体が不自由な人や、その家族まで安心して利用できそうな温泉宿だと思いませんか?

館内やお風呂などの配慮だけでなく、食事まで細かく対応してもらえるのもありがたいですよね。

食事に配慮が必要な人や重度障害の人も利用しやすい宿と言えます。

宿泊施設名富士レークホテル
住所〒401‐0301
山梨県南都留郡富士河口湖町船津 1 番地
連絡先
(受付時間)
0120-72-2209 
携帯の人:0555-72-2209
(10:00〜17:00)
駐車場無料駐車場あり。車椅子利用の人はホテル正面の駐車場利用可。
公式サイトhttps://www.fujilake.co.jp/

2、ホテル玉乃湯【長野県】

信州長野の松本、浅間温泉が堪能できる車椅子対応の温泉旅館です。

上高地や松本城など、自然と歴史に囲まれてリフレッシュすることができますよ♪

玉乃湯ホテルのバリアフリー設計には車椅子利用者が関わっており、車椅子利用者の目線がしっかりと反映された作りになっています。

  • 和洋モダンなどバリアフリー対応部屋の種類が豊富
  • 玄関やトイレだけでなく、お土産処にも車椅子で入れる
  • リフトが設置された個別風呂がある
  • バリアフリー対応の貸し切り露天風呂がある
  • バリアフリー対応の部屋数が多い
  • 電動リクライニングベッドが設置されている部屋がある



大浴場は入口まで車椅子で行けるので、杖歩行ができる人は家族みんなで大浴場に行くことも可能ですよ。

貸切風呂の予約は当日のチェックイン後からなので要注意!

バリアフリーに対応した部屋が多く、部屋を選べる♪
最大8名まで泊まれて家族3世帯など、大人数でも宿泊にもおすすめ。

宿泊施設名信州松本 浅間温泉
バリアフリーの旅館 ホテル玉の湯(玉乃湯)
住所〒390-0303 
長野県松本市浅間温泉1-28-16
連絡先(受付時間)0263-46-0573 (8:00~22:00)
駐車場無料駐車場あり
車椅子利用の場合は玄関脇に駐車可
公式サイトhttps://www.asama-tamanoyu.co.jp/

3、青山やまと【静岡県】

伊東温泉を楽しめる源泉かけ流し露天風呂付きのバリアフリールームで安心して過ごすことができます。

レイトチェックアウトができるので、温泉をじっくり楽しみたい人におすすめです。

  • バリアフリールームに専用の家族風呂がついている
  • 部屋はフルフラットに作られている
  • オリジナルの硬めのマットレスで体への負担が軽減される
  • 露天風呂の手前まで車椅子で移動できる
  • 部屋食にすることができる
  • 高さ調節可能な椅子やテーブルあり



お料理も部屋食で、移動の負担が少ないところが車椅子ユーザーにはありがたいですよね。

バリアフリールームは2名までの少人数部屋なので、夫婦や親子での利用がおすすめ。

宿泊施設名青山やまと
住所〒414-0055 
静岡県伊東市岡203
連絡先 0557−37−3108
駐車場無料駐車場あり
公式サイトhttps://www.seizanyamato.jp/

4、鬼怒川温泉あさやホテル【栃木県】

日光から約30分の場所にある鬼怒川温泉が楽しめる温泉宿です。

バリアフリー対応の部屋があり、全室に温泉を引いているのも魅力です。

貸切風呂も車椅子で浴室まで行くことができて安心ですよ。

  • バリアフリー対応の客室が3種類(最大4名宿泊可)
  • 各部屋ごとに詳細な写真が公式サイトから確認できる
  • 貸し切りの家族風呂もバリアフリー対応で車椅子でも安心
  • お風呂用車椅子や滑り止めマットなど貸出品が豊富
  • 障害者用食器の貸出がある
  • 玄関にスロープや多目的トイレなど身体に障害があっても安心


貸出備品の種類が豊富なので安心できるところもポイントですよ。

障害者用食器の貸し出しがあるので、手に麻痺がある人も安心して使えるのがよいですね。

バリアフリー対応の部屋は最大4人までなので、少人数旅行や親へのプレゼントなどで利用がおすすめ。

宿泊施設名鬼怒川温泉 あさやホテル
住所〒321-2598
栃木県日光市鬼怒川温泉滝813番地
連絡先0120‐02−1126
駐車場無料駐車場あり。玄関前まで乗り付け可
公式サイトhttps://www.asaya-hotel.co.jp/

5、箱根パークス吉野【神奈川県】

箱根湯本の温泉をゆったりと味わえる車椅子対応の温泉宿です。

春には桜が近くに咲くため、お花見気分を味わう事もできますよ。

  • 段差を極力なくしたバリアフリー部屋がある
  • バリアフリー部屋の風呂にはシャワーチェアや踏み台など完備されている
  • バリアフリー対応の部屋は段差が少ない温泉半露天風呂がついている
  • 公式サイトに風呂の段差や幅などを具体的に掲載している
  • 食事会場は車椅子のまま利用可
  • ユニバーサルトイレ完備
  • 貸し切り露天風呂は車椅子のまま洗い場に入れる

貸切露天風呂は最上階にあり、自然の景色が堪能できますよ♪

宿泊施設名箱根 パークス吉野
住所〒250-0312
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋139-5
連絡先0460-85-8111
駐車場無料駐車場あり
公式サイトhttps://www.pax-yoshino.com/

車椅子利用者と温泉旅行に行くときに気をつけること

温泉旅行プランを立てるときに気をつけること
  1. 時間に余裕をもって計画→アクシデントがあることを想定
  2. 車移動がベター→体調不良時や疲れが出ても車で休憩できる
  3. 立ち寄るところが車椅子可か確認→食事処は予約すると◎
  4. 体調不良時の代替案を考える→場合によっては病院や帰宅も検討
  5. ユニバーサルツーリズム→みんなが楽しめるプランを考える
  6. 持ち物に不備がないか→健常者とは違う準備が必要

車椅子の人と一緒に温泉旅行に行くときには、健常者だけの旅行とは別の配慮が必要です。

時間や体調への配慮、持ち物の確認は念入りに行うようにしましょう。

1、時間に余裕をもって計画を立てる

車椅子で移動することを考えて、ゆったり時間をとったプランを組むよう心がけましょう。

電動車いすの最高速度は人が早歩きする速度と同等と言われていますが、健常者と違い人混みをかき分けて歩くことができないため時間がかかることが想定されます。

タイトスケジュールでは、スムーズな移動ができずお互いにストレスを感じる原因になりかねません。

時間に余裕をもった計画をたてて、心安らぐ旅にすることが重要です。

時間があいたら道の駅に立ち寄るのがおすすめ♪
気軽に行けて、地域の特産品や珍しいお土産を見つけられることも。

2、休憩できる車移動がベター

温泉旅行時の移動方法は、疲れたときや体調不良時に落ち着いて休める車移動がベター。

同行者の運転が難しい場合は福祉タクシーを利用するのもおすすめです。

福祉タクシーは車椅子利用者の家族も一緒に乗ることができるので、旅行の際も安心して利用できます。

新幹線や飛行機もバリアフリーに対応していますので、遠出で利用する場合には予約時に伝えておくようにしましょう。

長距離移動のときは新幹線や飛行機で移動した後、現地で福祉タクシーを利用する方法もありますよ。

バリアフリーに対応している温泉宿は身障者用駐車場が用意してある旅館がほとんどです。
予約時に伝えておくとスムーズに利用できます!

3、立ち寄るところがバリアフリー対応か確認

食事処や休憩したいカフェなど、車椅子でも問題なく利用できるか確認しておくようにしましょう!

バリアフリー対応とインターネットに書いていなくても車椅子で利用できるお店もあります。

お店の予約時に、車椅子の人がいることを伝えて対応可能か確認しておくと安心です。

利用する時間の目処がたっているなら、予約をしておくのが安心♪

4、体調不良になったときの代替案を考えておく

持病を持っている人と旅行に行くときは、体調不良時のプランを考えておくようにしましょう。

がん患者や心疾患を持っている人などは特に、日々の体調が変化しやすいです。

体調不良時には、散策で長時間外で活動するのは体力が持たない可能性が高いですよね。

そんなときには、早めに温泉宿に行ってゆっくりしたり通り道のサービスエリアに寄ったりすると無理なく楽しむことができます♪

体調不良やケガをしたときは無理しないことが大切!
場合によっては病院へ受診や救急車対応も視野に入れましょう。

5、みんなが楽しめるユニバーサルツーリズムを心がける

車椅子利用者の気持ちを優先するのは大切なことですが、誰かの我慢の上で行う旅行はみんなが楽しめる旅行とは言えません。

ユニバーサルツーリズムとは、高齢や障害の有無にかかわらずみんなが安心して楽しめる旅行のことを指します。

相手を思いやることはよいことですが、誰かの犠牲の上で成り立つ旅行はプランの見直しを検討したほうがよい場合があります。

バリアフリーの温泉宿をいくつかに絞って、みんなの意見を反映させて最終決定するなど一人ひとりの意思を尊重しながらプランを立ててみてくださいね。

6、持ち物に不備がないか確認する

トラブルやアクシデントに備えて、車椅子利用者の持ち物はどうしても多くなってしまいます。

車椅子利用者が旅行に持っていくべき持ち物をご紹介していきます。

車椅子利用者の旅行の持ち物の例
  • 車椅子用クッション
  • ひざ掛けや大判のタオル
  • 車椅子の予備バッテリー
  • 保険証やお薬手帳
  • 着替えやおむつ
  • レインコート
  • 介護用品のレンタル品

車椅子用クッション

長時間車椅子に座っているとおしりが痛くなる可能性が高いので、車椅子用クッションを敷いて緩和しましょう。

車椅子用クッションを敷くことで、ずり落ち防止にもなるので安全面を考慮しても使用したほうがよいです。

ひざ掛けや大判のタオル

車椅子に座っていると、血行が悪くなり冷えを感じやすくなります。

特に冬場は、ひざ掛けや大判のタオルを持っておくと防寒対策にもなるため安心です。

車椅子の充電器や予備バッテリー

車椅子の充電器は必須。予備のバッテリーも持っていっておくと電池が切れてしまっても安心して交換することができますよ。

機内持ち込みできないタイプもあるので、飛行機で旅行するときには航空会社に確認しておくとよいでしょう

保険証やお薬手帳

持病がある人は病院を受診する可能性を考慮して、保険証とお薬手帳の原本またはコピーや写真を必ず持っていくようにしましょう。

体調が悪化したり急な悪天候で予定の日程に帰れず薬を切らした時には、病院を受診する可能性があります。

着替えやおむつ

車椅子対応のトイレが見つからないときを想定して着替えやおむつを用意しておくのをおすすめします。

旅行先では、多目的トイレやバリアフリー対応のトイレが設置されてない施設もあるかもしれません。

そんなときに着替えやおむつを用意しておくと、焦らずに用を足すことができてトイレへの不安を軽減することもできます。

レインコートや傘

旅行中に突然雨が降り出したときに、雨具があると安心ですよね。

電動の車椅子は水に濡れると故障の原因となるので、雨具の用意は必須です。

雨が降り出したときに少しでも水を遮ることができるので持っておいたほうが良いでしょう。

寒い日には雨で体が冷えるのを防ぐ効果もありますよ♪

介護用品のレンタル品

バリアフリー化されていないところへ立ち寄る予定があるときは持ち運びのスロープや杖などをレンタルして持っていくのもおすすめ。

実際使うことがなくても、段差があっても大丈夫という安心感に繋がりますよ♪

旅先で受取・返却ができるサービスもありますよ。
持っていく必要がないので新幹線や飛行機で移動する場合も利用できます!

車椅子の人と一緒に行く!温泉旅行プランの例をご紹介

車椅子の人でも安心して行ける観光できる無理のない旅行プランの建て方をご紹介します。

プランを立てるときには、車椅子利用者だけでなく自分や周りの同行者も楽しめるようなユニバーサルツーリズムを心がけることを忘れずに!

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自分でプランを立てるのが難しい場合は旅行会社のバリアフリーツアーに参加するのもおすすめ♪

車椅子利用者と行く温泉旅行プラン①旅館をメインにして日帰り

車椅子利用者が感じる最も大きな不安は、同行者に迷惑をかけないかということ。

行動範囲が限られ、体調次第ではプランの変更が必要になるかもしれません。

車椅子での旅行に慣れてない人は不安感から、いきなり宿泊ありの温泉旅行はハードルが高いと感じる人もいます。

そんな人には、まずは日帰り温泉旅行から始めるのがおすすめですよ。

「貸し切りのバリアフリー温泉に入って、おいしい料理を食べて帰る」

1つの行き先で完結しますし、同行者の負担も少なく、予約などの準備も比較的簡単に済みますよ。

日帰り温泉旅行プランの例

旅館到着
→温泉でリラックス
→美味しい料理堪能
→おみやげ処でおみやげ購入
→帰宅

何度か日帰り温泉旅行に行って慣れてから泊まりの旅行に行くと安心♪

車椅子利用者と行く温泉旅行プラン②旅館で1泊して周囲を散策

日帰り旅行だと少し物足りないけど、色々なところに行くのは体力がもつか不安、、、

そんな人は旅館に泊まって周辺の温泉街を散策すると、無理なく温泉旅行を楽しむことができますよ♪


温泉宿のまわりには温泉街が広がっている場合が多く、雰囲気を味わうだけでも非現実感にワクワクしますよね。

近くの温泉街でおみやげを見たり食べ歩きをしたりしてしっかり旅行気分を味わいましょう。

今回は箱根に車椅子で行く温泉旅行プランを例にあげてご紹介していきます。

箱根周辺を散策&1泊する温泉旅行プランの例

【1日目】
「箱根パークス吉野」到着
 ↓徒歩10分(タクシー利用がベスト)
「箱根湯本駅前商店街」散策
 ↓(タクシー利用)
旅館に帰る
 ↓
温泉&料理でリラックス

【2日目】
「箱根パークス吉野」を出る
 ↓車で27分
「桃源台ビューレストラン」で昼食
 ↓
帰宅

観光スポット住所・連絡先公式サイト
箱根パークス吉野〒250-0312
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋139-5

0460-85-8111
https://www.pax-yoshino.com/
箱根湯本駅前商店街〒250-0311
神奈川県足柄下郡箱根町湯本
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/spot/1459
桃源台ビューレストラン〒250-0522
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164−164 桃源台駅構内

0460-84-8887
https://www.hakonenavi.jp/ourbrand/togendai_restaurant/

車椅子利用者と行く温泉旅行プラン③旅館周辺の観光地へ行く

せっかくの温泉旅行、宿泊して観光もしっかり楽しみたい!

そんな人には旅館周辺が観光地になっている車椅子対応の温泉宿を選ぶのがおすすめですよ。


観光名所の周りに温泉宿が集まっていることが多いので、観光名所を巡って近くの温泉宿に泊まるというのが理想です。

実際に前項目でご紹介したバリアフリー対応の温泉宿「富士レークホテル」を含めた温泉旅行プランをたててみました♪

メインの富士山だけでなく、名物のほうとうや美術鑑賞までできる内容となっています。

もちろん施設はバリアフリー対応の観光地を選んでますので、実際の旅行プランの参考にも♪

車で回ることを想定してますので、その点だけご注意ください。

河口湖で富士山を見る1泊温泉旅行プランの例

【1日目】
「大石公園」で河口湖越しの富士山を見る
 ↓車で6分
「ほうとう研究所」で名物のほうとうに舌つづみ
 ↓車で1分
「河口湖美術館」で美術鑑賞
 ↓車で5分
「富士レークホテル」で温泉&食事

【2日目】
「富士レークホテル」出発
 ↓車で20分
「西湖いやしの里根湯」で歴史を感じて
 ↓車で14分
「道の駅かつやま」で食事&買い物
 ↓
帰宅

観光スポット住所・連絡先公式サイト
大石公園〒401-0305
山梨県南都留郡富士河口湖町大石2525番地の11先

0555-72-1976
https://www.fkchannel.jp/naturelivingcenter/oishipark/
ほうとう研究所〒401-0304
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2746−1

0555-76-8228
https://www.houto-labo.com/
河口湖美術館〒401-0304
山梨県南都留郡富士河口湖町河口3170

0555-73-8666
https://www.fkchannel.jp/kgmuse/
富士レークホテル〒401‐0301
山梨県南都留郡富士河口湖町船津 1 番地

0120-72-2209
携帯の人:0555-72-2209
https://www.fujilake.co.jp/
西湖いやしの里根湯〒401-0332
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710

0555-20-4677
https://saikoiyashinosatonenba.jp/
道の駅かつやま〒401−0310 
山梨県富士河口湖町勝山3758-1
 
0555−72−5633
http://www.katuyama.info/station/

まとめ

  • バリアフリーの温泉宿はインターネットで調べられる
  • ホームページでわからない情報は直接問い合わせる
  • 車椅子で行ける温泉宿は増えてきている
  • 車椅子利用者と一緒に旅行に行くときは計画をしっかりと
  • ユニバーサルツーリズムを心がけたプランづくりが大切
  • 温泉旅行プランを立てるのが難しいときはツアーに参加も◎

車椅子でも安心していける温泉旅行の準備からプランのたて方までご紹介しました。

今回ご紹介した宿はどこもバリアフリー化に力を入れているのに加え、温泉宿に行った人みんなが楽しめるような設備になっています。

障害があっても安全で楽しい旅ができるように、しっかり準備して最高の旅行にしましょう♪